だるまさんが転んだ~2児ママの日常blog~

坂が多いので転ばないよう気をつけて生きています

情熱不足の親と3歳児がディズニーシーデビューした記録

会社がディズニーシーに招待してくれるというので、親は全く夢の国の魔法にかからない人種だけど、息子君ははらぺこあおむしに勝る勢いでミッキーに夢中になっているタイミングということもあり

ハロウィン間近の週末、親子共々・初となるディズニーシーに上陸して参りました。
※パパも母ちゃんも、人生初のTDS

f:id:papikoon:20181029132205j:plain

■9時入門、15時退園
パパはレンタルカー借りに家を7時前に出発、息子君と母ちゃんをピックアップして家族揃っては自宅を7時半には出発。
高速も利用して、渋滞はなく舞浜には8時15分頃には着。なんだー余裕ーとか思っていたら、駐車場が既にすごいことに。結局、シーの入場ゲートをくぐったのは9時を回ったころ。
そして、母ちゃん方の祖父母に託して姫さんはお留守番ということもあり、15時前半には退園・遅くとも17時には自宅に帰還するスケジュールで動き、結果、そのおかげで親も疲労困憊せず、余裕をもって普段通りの週末夜の段取りに。

■人・人・人。仮装・仮装・仮装。
当たり前だけれど人まみれ。すべての工程で行列。そしてハロウィン直前ということで(園も推奨しているということもあり)仮装まみれ。もうキャストなのか客なのか、判別難しいくらいの仮装クオリティ。
子どものプリンセスとかトイストーリーのウッディくらいだったらかわいいんだけど。
大人のガチプリンセスだとドレスのスカートにワイヤーパニエなんか仕込んでいて本格的。
トイレですれ違ったけど、あのふんわりドレスで個室にどうやって入った??といらん心配するつまらない大人です。

■我が家の初めてのシー工程
①劇場で会社貸し切りのショーを鑑賞⇒②エイリアンの餅を食べ歩き⇒③コカ・コーラ提供の施設(ダッフィー)で昼食⇒④水上でグルグル移動するアトラクションに乗る⇒⑤ポップコーンを食べ歩き⇒⑥鉄道に乗って移動⇒⑦35周年記念のショー鑑賞
⇒⑧お土産購入、退園。

こう書き出してみると、何しに行ったの??っと思うくらい工程が少ない(TwT)本当はファストパス取ってもう1つアトラクション乗る予定だったけれど、途中で断念。

↑↑まともにアトラクションらしい乗り物に乗ったのは(④の)唯一こちら。待ち20分程度でサクサク進み、慎重派の息子君も笑顔で乗ってくれましたー

■情熱が足りない大人
もう30・40を回って情熱が不足した大人は、園内の施設名やらエリアの夢いっぱいのネーミングが覚えられないのです。アメリカン・ウォーターなんちゃら、、とか。年寄か!
地図を見て、船の方・ニモのあたり・火山のあたり、、とかお互いの会話が超アバウト。
行列に1時間超えで並ぶ情熱がなく(並ぶ基準は30分前後)、園内の散歩を楽しむことがメインとなった我が家ですが、ランドより敷地は広くなく、鉄道やらバスやらに乗って移動もできて、楽ちんだったー。

■情熱がもっと足りない3歳児
親の情熱以上にパッションが絶対的に欠けていたのが、昨日主人公だった息子君。
いやいや、アトラクションに乗ればそれなりに笑ってくれてたし、「電車にのりたい」と要望も言ってくれてたし、ショーではミッキーに間近で会えたし、本人に聞けば「楽しかった」とも言ってくれる。
が、あんなに普段はおしゃべりな彼が、終始無言。表情は強張り、ベビーカーからは全く降りず。
14時を回る頃には「帰りたい」。人ごみを嫌う彼には、猛烈ハードルが高い混雑・園内音量だったに違いなく。予感はしてたけれど、やっぱり初めての場所で、且つ騒々しい環境は苦手のよう。

■息子君の今日1番の笑顔を見れたのは
大きなミッキーのぬいぐるみをお土産にプレゼントしたとき。
姫さん用にステラのぬいぐるみを購入した時に、自宅に帰ったら絶対息子君が(姫さんのステラを)奪うことになるよねーー、とパパさんと話しになり。
子どもが抱きかかえやすそうなクテっとしたぬいぐるみはないものかとショップの店員さんに相談すると、サイズ・価格はステラを上回ることになるけれど、、と紹介してくれたのが冒頭写真の抱きミッキー。

ずーーーーっとしかめっ面だった息子君が今日1番の笑顔を見せてくれた瞬間でした。
なぜかドナルドのショップに置かれているというミステリーだったけれど、ショップではミニーちゃんと顎肘ついて向き合って鼻チューした状態で置かれており、かわいいやん。

■ありがとうキャストさん
言わずとしれたサービス高品質のオリエンタルランドのキャストさん。尋ねたことにはきちんと正解を言ってくれるし、機転も利くし、難しい顔をしている息子君にも笑顔で接してくれるし、買い物の際にも必ず会話を織り込む。

仮装している人には、衣装についてお話ししたり。お店でお客さんが並んでいないと1言2言ではなく、普通に談話している方もいらっしゃったり。お客さんもキャストさんも楽しそう。
楽しい夢の国は、そういったコアファンであるキャストがいて、お客さんがいて、、と情熱不足な一家が言うのもおこがましいけれど、なんだか幸せな気持ちをいただきました。

■ディズニーあるある?パートナーの言動にキレる
実をいうと、退園する少し前に母ちゃんは年甲斐もなく、パパさんの言動に猛烈キレまして。小中学生のような怒り方をしてしまったんですね。

ショーが始まるまで息子君を連れ立って散歩に繰り出すパパさん。母ちゃん1人で場所取りした状態で、その場に残り、待つ。
が、ショーが始まっても戻ってこない。他の観客の方が母ちゃんが取っている空間にどんどん迫ってくる。どうしよう・どうしようと思って何度も周囲を見渡しても戻ってこない。携帯を何度見ても連絡もない。諦めて場所を解放して、他の方に譲るか?いやでも、ここで待ってるねと約束したし。
頭は「どうしよう」でいっぱいなのに対し、愉快でアップテンポなショーの音楽が大音量で流れる。船に乗ったミッキーをはじめとするキャラクターが踊って、周囲も手を振ったり、とても楽しそう。1人なのに空間をいつまでも陣取っている困ったお客さんになり果てている母ちゃん。
迷っている間にもショーは進み、あっという間に終了。押し寄せていた観客は散り、それでもパパさんと息子君は戻ってこない。音沙汰もない。
悲しいやらイライラやらで、あと少しで涙が出そう。目がウルっとして、鼻がツーーンとした状態。そんな状態でもその場を動かず1人。

やっとスマホが鳴る。パパさん「今、どこにいる?」だと。周囲を見ると、パパさんが母ちゃんを見つける前に母ちゃんがパパさん達の姿をとらえる。
母ちゃん「ここから(姿が)見えるよ。死ね!」っと、子を持つ親とは思えない発言をして、切電。間もなく息子君が母ちゃんを見つけて駆け寄ってくる。
そして、能天気パパさんから「怒っている?」だと。一応、息子君の前なので自制はしたつもりだけど、その後の嵐はご想像にお任せします。。

■再訪はあるか?あるでしょうね
感動あり、(身内内でのいざこざで)不快あり、混雑あり、、で一家での初体験となったTDS。
予定では『息子君5歳・姫さん3歳くらいで一家で行こう』と言っていたのが、こんなにも繰上げで来場したわけですが、今後またTDSに来ることはあるか? と考えた時、「また来る」、が我が家の答え。
姫さん不在というのはもちろん、成長すれば子どもの「楽しい」も変わるし、子どもたちの一生の記憶の中に、少しでも家族の思い出が残ってくれれば。。

■現実的な話し、出費は3.5万円
入園料は会社持ちで0円、それ以外のレンタカーや高速等も全部込みで費やしたコストは3.5万円。車関係で約1万、飲食で3千円少々、他はぜーーんぶお土産代。買いすぎた。。

--------------------------------------------------------------------

情熱が全体的に不足した我が家の初めてのTDSは、園内の特別な空気感や大好きなキャラクターのお土産を買う、、ことで満足!完結!以上、記録ですた。